*栗色しょこらのタルト*

彼はエナの子は持っていないんですが、サクラが両親から遺伝したコークの翼とジマの力を持っています。
15歳ピークの早熟型で、しかも「負けず嫌い」と訓練に命をかける（？）性格。
武術レベルが高ければそこそこ仕事もやるので、女性陣からモテるのです。

頻繁にお相手を変えているアインですが、お付き合いしているのが年上の移住者の方ばかり。
今の国は、若い女の子がちょっと少ないのですね。
でもサクラとあまり年が変わらない人にお嫁さんに来られても、正直喜んでは迎えられない…。

そんな葛藤がありました。
どうせなら、若くて可愛い子に長男をもらってほしいですもの。
そこで、長男の嫁にしようと　 イヨ・ラドリーズという女の子をお迎えしました。
この子は消してしまったデータのハリスの連れ子で、ハリスとストロベルちゃんの娘です。
アインとは父親が同じ異母きょうだいなのですが、まあいいでしょう(；´∀｀)

元の名字はフェンなのですが、ラドリーズ姓のキャラと結婚したので、名字がラドリーズなのです。
年はアインより二つ下で、エナの子を持っています。

移住させてからしばらくしても、イヨちゃんからアインに話しかける様子が見られなくて、
「どうしたものかな…。エナの子コンテストで彼女がアインに投票したら、お互いの友人欄に入るかな。」
と思っていました。

ですが、その愛の日の5日前。イヨちゃんに異変が…。
今日デートとなっているではありませんか。

 「こんど、ショルグ長さんとデートするんだ。」

ショルグ長さん？(´･ω･)どこのショルグ長さんだろう。
婿で義兄でもある、ジマショルグ長のダグラスをお誘いしているのを何回か見たことはあるのですが…。

どうやら、イヨちゃんと約束を取り付けたのはコークショルグ長のデイウッドさんのようです。
運悪く、前日の14日はサクラの出産が重なってしまい、約束を阻止することができませんでした。

仕方がないので15日。
評議会に出た後、イムのふんをデイウッドさんに拾ってもらいました。

いそいそとタラの港に向かう二人。
それを見守るサクラ（！）。
魅力が下がったことでイヨちゃんが急に冷めてしまったのか、何とか恋人になることは阻止できました。

もう一つ、懸念事項が…。
エナの子持ちのイヨちゃんは魅力が高いので、魅力女王に入っています。

「アインに投票してもらわないと困るんだよな…。どうしよう。」と思ったのですが、ふと思いついたのが、
20日の天使ウィンドウが出る前にイムのふんを持たせればいいんじゃない？ということでした。

その作戦が成功し、イヨちゃんは魅力女王から外れ、コンテストではアインに投票してくれました。
翌日、アインの友人欄に入っているのも確認。
イヨちゃんの方からデートに誘ってくれて、二人は無事恋人同士になることができました。

そして、



　「お母さん、ボク、結婚するよ」

あっという間に婚約し、514年10日にアインとイヨちゃんは結婚しました。
来年には可愛い孫が生まれるかな、と思うととても楽しみです(*´艸`*)

恥ずかしかったのか、継父のブレゲー君には報告をしなかったみたいですが、サクラにだけでも報告してくれたのがとても嬉しかったです。
亡き父であるハリスも、息子が大きくなったのを喜んでくれていると思います。

　「愛してるよ。」
　「私はもっと愛してるわ。」

イムのふんにいろいろと助けてもらいながら、こうして結ばれた二人なのでした（何だか嫌だなぁ）。