*栗色しょこらのタルト*

　「ううん、セバスチャンの方がステキよ（多分ね）。」
　「ヤッター！！」

のらりくらりと交際中。



　「早く結婚しなさい」
　「わかってるって」

お母さんからも心配される、実家（ミダショルグ邸）暮らしのスミレちゃん（9歳）。



　「さてと、何しようかなぁ…」
　「そうねー」



　「…とりあえず、あっちに行こう」
　「いいよ（もう帰りたいかも…；）」

これを二回繰り返したら、「君といても、つまんない」と言われましたｗ
ちゅーをするのにもセバスはためらってるのかなぁ、と思ったら何だか可愛いです(*´ω`*)

そして再挑戦。



　「じゃあ、目をつぶって（頑張れ、頑張るんだ僕！）」
　「え…？」



　「チュッ♥」
　「セバスチャンったら…（まあいいか、チューぐらい。）」



　「だって、好きなんだもん」
　「…家まで送るわ（まったくしょうがないわね、セバスチャンは…。）」

そもそも結婚する気がないので、すごーくのんびりデートをしていました。
この年はようやく初めて試合ができて、ウルグの方でもサファイアちゃんやリュシアン君を抜かして
ようやく一位になることができました。

トオル君はなぜか不信任案が可決されてしまったようで、サファイアちゃんが議長になりました。
やっぱりナデシコさんがずっと議長をやっていたから、女性の議長の方がしっくり来るなぁ…。

とりあえずカレンさんの寿命待ちなので、特にすることもなく566年は過ぎていったのでした。