*栗色しょこらのタルト*

【やっぱりアイシャ湖デートのイメージで！】

　「ねえ、スミレ。」
　「なに？」

　「ボクのこと、好き？」
　「……多分、好きじゃなかったらこんな風に一緒にいないと思うけど、どうして？」

　「いいや、別に。聞いてみたかっただけ。」
　「変なの。」

　「………あのさ。」
　「なに？」

　「結婚、しようか。その、ほら、ボクたちもそろそろ付き合ってから一年ぐらい経つしさ！」
　「……。」

　「や、やっぱり嫌、かな。ボクより、エルヴィンさんの方がかっこいいのは分かるけど…！」
　「ねえ、セバス。」

　「な、何？」
　「あなたはすごく素敵な人よ。あと、優しいし、真面目だし、それは私もよく知ってる。」

　「……うん。」
　「小さい頃から、ずっと一緒にいるものね。」

　「そうだね…。」
　「私はセバスのことは好き。だけど、結婚はもうちょっと待ってくれる？」

　「うん。分かった。」
　「……ごめんね。」

　「謝らないでいいよ。送っていく。ついでに、ツミナさんやエフゲニーさんに挨拶を…！」
　「うちのお父さんやお母さんは、セバスは真面目でいい人だっていつも言ってるわ。」

　「ほ、本当に！？」
　「うん。だから、セバスチャン君と結婚すればいいのにね、ってお姉ちゃんも言ってる。」

　「（よし…！ご家族からの好感度は悪くないみたいだ！）」
　「帰ろっか。」

　「う、うん…！」

優しいというよりただのヘタレな気がｗ
暇さえあって気が向けば、ワーネバの絵も描きたいなぁ、と思います。
そのときはイラスト＋簡単なSSみたいなものがアップできれば…！